CILこねくととは?
[自立生活センター(CIL)こねくと」は、重度の身体障がい者(車イスを常用)が中心となり、浜松市で運営している障害当事者団体です。
私たちは「どんなに重度の障害があっても自らの意志によって人生を選択・決定し、地域社会の中で自分らしく主体的に暮らすこと」を『自立』と考え、その為に必要な活動を行っています。
どんなに重度な障害があっても、地域の中で自分らしく生きていけるような社会を目指しています!!
CILとは
1972年アメリカ・バークレーでポリオの後遺症による重度の障害者であったエド・ロバーツを中心とした数名が、「障害があっても地域社会で生活したい」という希望を実現するために、はじめて”自立生活センター(CIL)”を設立しました。
彼らは、「障がい者が必要とするものを最も理解しているのは障がい者自身である」と考え、自らのニーズをもとに必要ななサービスを創出し、同じような希望をもっていた障害者に対しサービスを提供していきました。
これにより、それまで親の庇護の下か病院や施設で生活するしかなかった障害者が、CILの提供するさまざまなサービスを利用することで、重度の障害があっても地域で自立した生活を送ることが可能になりました。
80年代以降CILは日本にも広まり、現在では多くのCILが全国に存立しています。
CILは運営委員の過半数が障害を持った当事者で構成されることになっており、運営の主体を当事者が担います。また障がい当事者が自らの経験をふまえ、「ILP」「ピア・カウンセリング」「相談」「情報提供」など、自立生活に必要なサービスを提供します。
自立とは
私達が考える自立とは、どこに住むか、いかに住むか、どうやって自分の生活を賄うかなど、自らの人生におけるあらゆる事柄を自分で選択し、自分の人生を自分で決めていくことです。
それは自分が選んだ地域で生活することであり、誰と住むか、一人暮らしをするのか自分で決めることです。
自分の生活《食べ物、娯楽、趣味、悪事、善行、友人等々》すべてを自分の決断と責任でやっていくことにより、時には冒険をし、時には失敗を繰り返しながら、主体的に生活を送ることによって学んでいくことです。
車イスを常用している障がい者でも介助者支援を受けながら一人暮らしができるのです!!